事務局の鈴木です。お久し振りです。
 さて、お盆も終わり、社会人の皆さんは今日からまたお仕事ですね……。Uターンの関係でお疲れの方もいらっしゃるかもしれませんが、残暑厳しい中、お体には充分お気を付けて下さい。
 さて、私はというと、昨日、郷里の群馬から京都へ帰って参りました。静岡での地震の影響もり、夜行バスでの帰省・帰京は諦め流石に諦めたため、全て電車での旅路となりました。東京からの新幹線車中は、自由席なら喫煙可能車両にしか座れなかったのですが、それでも座れたことに感謝です。2時間半をかけて京都へ、そして京都からは嵯峨野線に乗って下宿先まで。
 この嵯峨野線に乗る際、20時前だったので「もしかしたら……」と期待していたことがあります。車中、じっと窓の方を見ていたら、あったあった、期待していた通りバッチリ見えました。
 そう、京都の夏の風物詩、「大文字の送り火」です! 丹波口駅から二条駅までの間、東側の窓にくっきりと「大」の灯火が。これはイケる!
 ということで、二条駅で下車をしてそのまま改札……ではなく、プラットホーム北側へ。既に多くの人が集まっています。
  実は、この二条駅のプラットホーム、実は絶好の「大文字」、というか「五山送り火」のビューポイントなのです。まぁ、「五山送り火」というと、京都以外の方はちょっと聞きなれないかもしれません。全国的には「大文字の送り火」とか言われる場合がありますから。
 「五山送り火」の五山とは「大文字」・「左大文字」・「船形」・「鳥居形」・「妙法」の送り火のこと。「妙法」は連なる2つの山に「妙」と「法」、1文字ずつになるので、実際の山の数としては6つになりますが。
 この二条駅、五山のうちの4つ、「大文字」・「左大文字」・「船形」・「鳥居形」を見ることが出来ます。実は数年前まで「妙法」も見えた、というのですが残念、今は近くにビルが建ってしまい、その姿を拝むことが出来ません。
 特にはっきりと見ることの出来るのは、「左大文字」と「船形」。小さいお子さんは、ご家族の肩車で、お年寄りは灯が見える方に向かって手を合わせ、その場にいた各々が、各々のやり方でお盆の終わりを迎えています。

 この「五山送り火」ですが、文献に見えるのは江戸時代。とはいえ、実際の起源はもっと遡るのではないか、といわれています。また、江戸後期には「五山」ではなく、もっと多くの山で送り火が行われていた、と言われています(例えば「いの字」とか「蛇の字」とか)。そう考えると、面白いですよね。
 「送り火」ということですが、これは祖先の霊を送り返す、いわゆる精霊送りの儀礼だと言われています(精霊流しなどと同じですね)。ただ、「言われています」というのも、実は本当に精霊送りとして始められたのかどうか、全く判っていないのです。
 正確な起源も判らず、その役割も(今は精霊送りされていますが)良く判ってない、実にミステリアスな行事です。もし興味のある方がいらっしゃれば、ちょっと調べてみるのも良いかもしれませんね。

(参考URL)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gozan/index.html

【追記】
 今月末の30日(総選挙投票日)に、ちょっとした学習会を企画しています。詳細はまたご連絡致しますので、投票権のある方は、投票をお済ませになってお越し頂ければ幸いです。

ブログランク:アクセス向上にご協力を にっこり
多くの方に読んでもらえるよう、クリックしてアクセス向上にご協力下さい。 乾杯