本日、第3回証人尋問を無事に終えることができ、これで証人尋問は全日程を終えることができました。
ご参加いただいた皆さま、エールを送っていただいた皆さま、ありがとうございました。

今日は台風が接近し、雨の降る中、多くの方に参加していただきました。
3日間の証人尋問を通し、傍聴席のほとんどを埋めることができたことは、原告にとって大きな励みとなりました。本当にありがとうございました。

本日の証人は二人。

原告側鑑定医
原告側友人

の二名です。

原告側鑑定医には被告側の過失を裏付ける証言をしていただきました。
主な争点は
・壊死が始まったのはいつなのか
・執刀医の経験は十分であったのか
・デザインは妥当だったのか
・壊死の原因は何なのか
といったことでした。

この裁判の最大の争点である「壊死の原因」について原告側鑑定医は非常に力強く被告側の過失を主張してくださいました。
1回目及び2回目の証人尋問で、被告側の証人がのらりくらりと
「壊死の原因はわからない」「記憶にない」といった曖昧な証言を繰り返す中、
原告側鑑定医は明確に、本件の壊死の原因は手術中の医師の過失にあると断言してくれました。

確かな技術と経験に裏付けられたその証言によって、被告側の処置の不適切さ・説明の不正確さをはっきりと証明することができたと思います。

被告側弁護人がなんとか矛盾を引き出そうと執拗に質問をしてきましたが、
鑑定医の証言には1ミリもブレがなく、聞いていると痛快ですらありました。


原告側友人には主に術後の被告側の対応や原告の生活について証言してもらい、
3日目の証人尋問は終了しました。


これでこの裁判も大きな山場を越えたことになります。
閉廷時、裁判官から和解についての提案があり、また最終弁論の日程が決定しました。

大きな山場は越えましたが、これからが結審に向けての重要な詰めの作業となります。
裁判に駆けつけてくださったり、励ましの言葉をかけてくださる皆様の存在こそが、
原告を何よりも勇気づけることができるのです。
皆様にはさらなるご支援をお願いすることになりますが、どうかよろしくお願いします。

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今後の予定
11月中旬
和解についての話し合い
1月21日
最終弁論

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