事務局員の藤谷です。
今日はヨシノ氏が「多様な心身は可能か!?」~性同一性障害医療と裁判の経験から~という講演に呼んでいただいたので、前日ひとりで飲んでいたのに若干宿酔気味の私がジャーマネとして西岐阜まで同行してみた。
11:45、京都駅の待ち合わせ場所に着くと、「もうすべて終わった」という雰囲気のヨシノ氏。
「もうだめだ」と言っている。
まだ旅立ってもいないのに…(cf. 福満しげゆき)。
一抹の不安を抱えつつ新幹線に乗り、さっそく私は伊勢丹の地下で買った海鮮丼(特上)を食べた。
一方、みすまるさん(愛猫)に噛まれて穴が開いてしまって飲みにくいウイダー・イン・ゼリーを飲むヨシノ氏。
…これは。一口あげるのが人の道というものだよね…。
でもヨシノ氏は最近食べられないと言っていたし、いきなり胃に海鮮の刺激を与えるのも酷なのでは…。
なので、私の嫌いなガリをあげてみると一枚食べた。
海鮮の刺激よりもむしろガリのスースーした刺激の方がヤバいのでは…とあげておいて心配してみると、案の定刺激が強かったようす。
イッケネ☆
そんなこんなで名古屋に着き、乗り換えていざ西岐阜へ。
岐阜駅の南側があからさまな風俗街だった。
西岐阜までお迎えに来ていただき、会場へ。
キャメラをセットし、いよいよ講演の始まり。
講演はとても興味深く、聴いて私が思ったのはだいたいこんなこと。
「多様な心身は可能か!?」という演題だったけど、現に「多様な心身」の人々がそこいらにおり、「可能」なのが筋である。楽勝なのが筋である。
しかし、現実には「多様な心身」にはさまざまの困難があり、それはおかしい。間違っている。阿呆である。
会場のみなさまも、興味深く、共感し、気づき、ときには憤りながら聴いていたようで、こういう講演はよい講演だなぁ、と思った。
カンパもたくさんいただいた。
ありがとうございます。
そうそう、手作りのコーヒーゼリーもいただき、正直私はあまりコーヒーゼリーって好きじゃないし、手作りのゼリーってアレじゃない?と思っていたのだけれど、食べたらこれが市販のものなど比べ物にならないくらいおいしく、遮二無二いただいた。
しかも「帰りの電車で仲良く食べてね☆」と言われ、お土産に3つもいただいた。
それをうっかり(?)忘れて、いま私の家に2つある。
…え?1つはもう食べましたよ。
明日中にはゼロになるでしょうね。
ありがとうございます。
講演後、金華山の織田信長の城を遠目に見た。
とある情報筋によると頂上の城には「お金を入れたら織田信長の声が聴ける」という、公衆電話のようなアミューズメンがあるらしく、俄然行きたくなった。
でも山には登りたくない。
でも織田信長の声は聴きたい。
でも山には登りたくない。
デモもストライキもあるわ!
と、いうことで電車で名古屋まで行き、講演に来てくださった方に案内していただき、ナナちゃんを見た。
なんでもナナちゃんは「季節によって着ている服が替わるでっかいマネキン」と聞いていたので、さて、今日はなんか寒いけどどんな格好しとるんかしら、と期待して行ったら、こんな格好だった。
……
白い…
しかも市長選のたすきを掛けている。
寒いのを我慢して、期待して見に行ったぶん、落胆。
が、案内していただいた方が選挙のことを思い出し、投票に行ったのでよしとした。
後、ヨシノ氏と二人で高島屋13階の店へ。
ちょっとスカしたお店で「ガレット料理」なる、薄い生地の上にいろいろ乗せたものを食べた。
これがすこぶる美味。
生地もおいしいし鴨肉もおいしい。
メニューに普通の麦酒がなかったので、私は「そばビール」を飲んでみた。
800円(330ml)。
…高い。
料理の値段は別にいくらでもいいけど、ビールが高いのは許せない。
「いっぱいいっぱい」だったら4杯飲めるじゃないか!
しかも私はやっぱり普通の麦酒の方が好きだ。
だいたい「ビール」って麦から作ったもんのことを言うんじゃないんか。それをば「そばビール」って…
おっと、つい愚痴っぽくなってしもうたわ。
失敬失敬。
後、ヨシノ氏が糖分を欲したので帝国資本主義的喫茶店(スタバ)へ。
ヨシノ氏はチョコなんたらを、私は普段行かないものだから調子に乗って「モカフラペチーノ」を注文。
ゼリーを思い出して嬉しく、調子に乗って小説の一節を諳んじたりした。
私はおまえにこんなものをやろうと思う。
一つはゼリーだ。ちょっとした人の足音にさえいくつもの波紋が起こり、風が吹いて来ると漣(さざなみ)をたてる。色は海の青色で――御覧そのなかをいくつも魚が泳いでいる。
調子に乗った所為だろう、ふた口飲んだところで便意をもよおし、トイレでブリュレ。ゲイリーだったよ。
どうもおかしい。
いま「モカフラペチーノ」はいらなかったとようやく気づいたものの時すでに遅し。
ひさびさに周囲の音が意味をなさなくなり、手が冷たくなり、のどが無茶苦茶に渇き、水が欲しくなった。
きっと顔色も最悪だったろうと思う。
そんなコンディションで新幹線にライドン。
発射間際だったのでやむなくグリーン車の車両から自由席を目指した。
中途、玉木宏さんがいるのではないか(いたらいいなぁ)と気が気でなかったけれども、グリーン車はグリーン車のチケットを持っていない者が入るだけでひどい目に遭うという噂を聴いていたのでキョロキョロできなかった。
名古屋~京都は近いものですぐに到着。
11:45に会ったときよりも元気なヨシノ氏を見送るのもそこそこに、私はトイレを目指した。
(伊勢丹のトイレに行こう。実は午前にも行ったけど、洋式でウォシュレットがあって快適だったもの)
が、伊勢丹はすでに閉店しており、やむなく京都駅一階のトイレへ。
したら。
…なんと紙がない。
100円で水に流せるティッシュを買わなければならないシステム。
この観光都市の玄関口においてトイペがなく、しかも全部和式とはなんたることか。
そのうえ人が危機的状況なのをいいことに、100円も取るとは…。
それでこの駅ビル?!
ふざけんじゃないよ!
阿呆のような駅ビルだけど、ま、いいじゃないの的立場をとってきた私だけれども、今回ばかりは看過できない。
アヌシュをタダで拭かせろ!
やむなく私は100円を支払ってアヌシュを拭き、帰路についた。
帰って麦酒飲み、やっぱビールは麦でないと、との思いを強くし、このブログを書いていたら途中で消えたので、その分麦酒を多く飲まねばならんくなってしまって、明日はやらなくてもよいことをするのじゃよ。
追記:藤谷がおそらく麦酒に良い気分になって、一部お見苦しい表現がござい
ますがご容赦ください。
なお帝国主義喫茶店では、彼が愛好している紅茶もあるよと注進したの
ですが、こんなに寒かったのに氷入り飲料を頼んだ彼の自業自得だと思
いました。
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今日はヨシノ氏が「多様な心身は可能か!?」~性同一性障害医療と裁判の経験から~という講演に呼んでいただいたので、前日ひとりで飲んでいたのに若干宿酔気味の私がジャーマネとして西岐阜まで同行してみた。
11:45、京都駅の待ち合わせ場所に着くと、「もうすべて終わった」という雰囲気のヨシノ氏。
「もうだめだ」と言っている。
まだ旅立ってもいないのに…(cf. 福満しげゆき)。
一抹の不安を抱えつつ新幹線に乗り、さっそく私は伊勢丹の地下で買った海鮮丼(特上)を食べた。
一方、みすまるさん(愛猫)に噛まれて穴が開いてしまって飲みにくいウイダー・イン・ゼリーを飲むヨシノ氏。
…これは。一口あげるのが人の道というものだよね…。
でもヨシノ氏は最近食べられないと言っていたし、いきなり胃に海鮮の刺激を与えるのも酷なのでは…。
なので、私の嫌いなガリをあげてみると一枚食べた。
海鮮の刺激よりもむしろガリのスースーした刺激の方がヤバいのでは…とあげておいて心配してみると、案の定刺激が強かったようす。
イッケネ☆
そんなこんなで名古屋に着き、乗り換えていざ西岐阜へ。
岐阜駅の南側があからさまな風俗街だった。
西岐阜までお迎えに来ていただき、会場へ。
キャメラをセットし、いよいよ講演の始まり。
講演はとても興味深く、聴いて私が思ったのはだいたいこんなこと。
「多様な心身は可能か!?」という演題だったけど、現に「多様な心身」の人々がそこいらにおり、「可能」なのが筋である。楽勝なのが筋である。
しかし、現実には「多様な心身」にはさまざまの困難があり、それはおかしい。間違っている。阿呆である。
会場のみなさまも、興味深く、共感し、気づき、ときには憤りながら聴いていたようで、こういう講演はよい講演だなぁ、と思った。
カンパもたくさんいただいた。
ありがとうございます。
そうそう、手作りのコーヒーゼリーもいただき、正直私はあまりコーヒーゼリーって好きじゃないし、手作りのゼリーってアレじゃない?と思っていたのだけれど、食べたらこれが市販のものなど比べ物にならないくらいおいしく、遮二無二いただいた。
しかも「帰りの電車で仲良く食べてね☆」と言われ、お土産に3つもいただいた。
それをうっかり(?)忘れて、いま私の家に2つある。
…え?1つはもう食べましたよ。
明日中にはゼロになるでしょうね。
ありがとうございます。
講演後、金華山の織田信長の城を遠目に見た。
とある情報筋によると頂上の城には「お金を入れたら織田信長の声が聴ける」という、公衆電話のようなアミューズメンがあるらしく、俄然行きたくなった。
でも山には登りたくない。
でも織田信長の声は聴きたい。
でも山には登りたくない。
デモもストライキもあるわ!
と、いうことで電車で名古屋まで行き、講演に来てくださった方に案内していただき、ナナちゃんを見た。
なんでもナナちゃんは「季節によって着ている服が替わるでっかいマネキン」と聞いていたので、さて、今日はなんか寒いけどどんな格好しとるんかしら、と期待して行ったら、こんな格好だった。
……
白い…
しかも市長選のたすきを掛けている。
寒いのを我慢して、期待して見に行ったぶん、落胆。
が、案内していただいた方が選挙のことを思い出し、投票に行ったのでよしとした。
後、ヨシノ氏と二人で高島屋13階の店へ。
ちょっとスカしたお店で「ガレット料理」なる、薄い生地の上にいろいろ乗せたものを食べた。
これがすこぶる美味。
生地もおいしいし鴨肉もおいしい。
メニューに普通の麦酒がなかったので、私は「そばビール」を飲んでみた。
800円(330ml)。
…高い。
料理の値段は別にいくらでもいいけど、ビールが高いのは許せない。
「いっぱいいっぱい」だったら4杯飲めるじゃないか!
しかも私はやっぱり普通の麦酒の方が好きだ。
だいたい「ビール」って麦から作ったもんのことを言うんじゃないんか。それをば「そばビール」って…
おっと、つい愚痴っぽくなってしもうたわ。
失敬失敬。
後、ヨシノ氏が糖分を欲したので帝国資本主義的喫茶店(スタバ)へ。
ヨシノ氏はチョコなんたらを、私は普段行かないものだから調子に乗って「モカフラペチーノ」を注文。
ゼリーを思い出して嬉しく、調子に乗って小説の一節を諳んじたりした。
私はおまえにこんなものをやろうと思う。
一つはゼリーだ。ちょっとした人の足音にさえいくつもの波紋が起こり、風が吹いて来ると漣(さざなみ)をたてる。色は海の青色で――御覧そのなかをいくつも魚が泳いでいる。
梶井基次郎「城のある町にて」
調子に乗った所為だろう、ふた口飲んだところで便意をもよおし、トイレでブリュレ。ゲイリーだったよ。
どうもおかしい。
いま「モカフラペチーノ」はいらなかったとようやく気づいたものの時すでに遅し。
ひさびさに周囲の音が意味をなさなくなり、手が冷たくなり、のどが無茶苦茶に渇き、水が欲しくなった。
きっと顔色も最悪だったろうと思う。
そんなコンディションで新幹線にライドン。
発射間際だったのでやむなくグリーン車の車両から自由席を目指した。
中途、玉木宏さんがいるのではないか(いたらいいなぁ)と気が気でなかったけれども、グリーン車はグリーン車のチケットを持っていない者が入るだけでひどい目に遭うという噂を聴いていたのでキョロキョロできなかった。
名古屋~京都は近いものですぐに到着。
11:45に会ったときよりも元気なヨシノ氏を見送るのもそこそこに、私はトイレを目指した。
(伊勢丹のトイレに行こう。実は午前にも行ったけど、洋式でウォシュレットがあって快適だったもの)
が、伊勢丹はすでに閉店しており、やむなく京都駅一階のトイレへ。
したら。
…なんと紙がない。
100円で水に流せるティッシュを買わなければならないシステム。
この観光都市の玄関口においてトイペがなく、しかも全部和式とはなんたることか。
そのうえ人が危機的状況なのをいいことに、100円も取るとは…。
それでこの駅ビル?!
ふざけんじゃないよ!
阿呆のような駅ビルだけど、ま、いいじゃないの的立場をとってきた私だけれども、今回ばかりは看過できない。
アヌシュをタダで拭かせろ!
やむなく私は100円を支払ってアヌシュを拭き、帰路についた。
帰って麦酒飲み、やっぱビールは麦でないと、との思いを強くし、このブログを書いていたら途中で消えたので、その分麦酒を多く飲まねばならんくなってしまって、明日はやらなくてもよいことをするのじゃよ。
藤谷ゆーた
追記:藤谷がおそらく麦酒に良い気分になって、一部お見苦しい表現がござい
ますがご容赦ください。
なお帝国主義喫茶店では、彼が愛好している紅茶もあるよと注進したの
ですが、こんなに寒かったのに氷入り飲料を頼んだ彼の自業自得だと思
いました。
(原告)
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